材料
①刀根早生柿又は平核無柿10kg
②焼酎(果実酒)150cc
③45Lビニール袋(厚手のゴミ袋)
④新聞紙(2~3日分)
⑤ダンボール箱(みかん箱が最適)
⑴ 10kgの柿を使って渋抜きをします。
ダンボール箱に45Lの厚手のビニール袋を入れ、底に1日分ぐらいの新聞紙を敷く。新聞に焼酎を50ccぐらいしみ込ませる。
⑵ 新聞紙の上にヘタを下向きにし、柿を順序よく入れる。
ヘタの芯が突き出ている場合は他の柿を傷つけるのでヘタギリギリで切り取る。
熟れすぎた柿、傷ついた柿は入れない。(腐る)
⑶ 柿を入れ終えたら。新聞紙1日~2日分ぐらいを上全面に敷く。
新聞紙の上から、しみ込ませるように焼酎100ccを振りかけかける。
⑷ 袋の中の空気を抜いて袋を密閉する。
(紐等で括る)
⑸ 箱を閉じ、温度変化が少なく比較的暖かい所に置く。
夜間温度が下がらないよう暖かい部屋に移動する。「21度~24度ぐらいが最適」
⑹ 渋抜き完了の目安
気温により出来上がりが変わるので、次のことに注意し確認してください。
● 9月末から10月初めの暑い日は2日~3日ぐらいで渋みを確認。
● 10月中旬以降は4日~5日ぐらいで渋みを確認。
渋みがほとんど感じなければ出来上がり。
後は、新聞紙を取り除き柿を乾かせば完成。
注: 渋みがきついようならば、そのまま再度密閉し1日~2日保存する。
焼酎での渋抜きの仕上がりは、大変甘く一層美味しく出来上がります。一度試してください。
また、炭酸ガス脱渋より軟化が早いので、渋抜きが出来たら冷蔵庫で保管すれば少しは長く硬い柿が楽しめます。